<全国研究大会>
第38回全国研究大会
鹿児島大会Web一般口頭発表
★今週末の11/23土web一般口頭発表会のお知らせです。
皆様のご参加をお待ち申し上げます。(参加費は無料です)
ZoomミーティングURL
https://us02web.zoom.us/j/83897545332?pwd=aXUzcVhmdUlnUGtaa2l2K1JTdERCZz09
ミーティングID: 838 9754 5332
パスコード: 714462
内容の詳細はメール添付の「資料ファイル」をご覧ください。
会議までの時間にゆとりのある方は、添付の「資料ファイル」をご高覧のうえ、質問やご意見の準備をお願いいたします。
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0900-0910 開会式 諸注意
1.0910-0950 〇稲生 勝 近代的自然観を問う(30分+10分)
2.0955-1035 〇岩田 好宏 「子どもと自然・環境」の基本を考えるために ―人間の自然とのかかわりの基本から考える―(30分+10分)
―休憩10分―
3.1045-1105 〇渡辺隆一 人類進化における子どもと自然(15分+5分)
4.1110-1130 〇大森 享 子ども観を拓く ー協同的活動主体の子ども像ー(15分+5分)
5.1135-1215 〇玉生志郎 「原発と教育」に関する本学会での個人発表事例と私の個人的思い(30分+10分)
―昼食休憩45分―
6.1300-1320 〇嶋田珠々、藤田直子 幼児教育施設の木質化による効果 ーテキストマイニングによる計量的分析ー(15分+5分)
7.1325-1345 中村俊哉、〇山田真弓 保育者養成の自然系授業における森林教育プログラムLEAFの可能性について(15分+5分)
8.1350-1410 〇山田真弓 地域の森とつながる森林環境教育 -森林環境譲与税の活用による小学校での実践報告-(15分+5分)
1410-1425 閉会式、連絡事項
〇印は発表者です。
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<全国研究大会>
第38回研究大会
鹿児島大会 開催要項
(1) 研究大会の趣旨
テーマ
現代の子ども理解にもとづく地域・学校の再考~人権・生命・環境の視座から~
趣旨
本研究大会では、子どもと向き合う教師・地元住民(大人)が前提とする「現代の子ども理解」に焦点をあてて、実践を読み解き、これからの地域・学校のあり方について見つめ直す。題材としては、鹿児島の自然的・文化的・歴史的環境を背景に展開する、特徴的な教育実践・活動を学校教育と学校外教育の二つフィールドから取り上げる。これらの実践を「人権・生命・環境の視座」から紐解き、比較・検討する機会としたい。
(2) 開催日程
〇 11月2日(土)フィールドワーク
時間:14:00~17:00 フィールドワーク
(13:00集合・受付:桜島フェリー乗り場)
場所:桜島ビジターセンター
夕方:懇親会予定(会場:天文館)参加費:4,000円~5,000円
〇 11月3日(日) シンポジウム
時間:9:00~14:10 (受付8:30)
会場:鹿児島大学法文学部1号館(101講義室予定)
その他詳細は下記のPDFファイルをご覧ください♪
申込書はこちらからダウンロードできます!
<全国研究大会>
第38回全国研究大会
鹿児島大会Web一般口頭発表
※2024年11月2日~4日の鹿児島大会では、スケジュールの都合で一般研究口頭発表の時間がとれません。そのため鹿児島本大会後の、11月23日(土)Zoomにて一般口頭研究発表を行います。
●11月23日(土)9時~17時の時間帯を予定。詳細は10月末にホームページおよびメールにて通知予定。(開始時間および終了時間、発表タイトルなどを掲載します)各発表は、「15分発表+5分質疑応答」または「30分発表+10分質疑応答Jです。
Ⅰ 参加申し込み締め切り:11月2日(土)
Ⅱ 発表希望者は申し込み締め切り:10月26日(土)
Ⅲ 発表希望者の発表要旨締め切り:11月2日(土)
<会長挨拶>
2024年度
子どもと自然学会総会
日頃より子どもと自然学会の諸活動にご理解ご協力をいただきありがとうございます。それぞれの暮らす地域や職場・学校で、ご自身の問題意識から、今の日本や世界の子どもと自然に関わる様々な問題を考えておられることと思います。例えば、最近、クマによる人身事故が起きていますが、あらためて人と野生動物の関係性の再構築や基礎学力として野生生物とどうつきあうのか、と言う学習の問題。例えば、学校教育をめぐる問題として、人類・国際社会が獲得してきた子どもの権利思想と子どもの成長・発達の問題。そこには、学習する権利、遊ぶ権利、余暇の権利、文化レクレーション享受権、社会参加権等々の重要な視点があるとともに、子どもの内発性を深く捉える生物から引き継いだ人類史の探究もあると思います。国家による教育統制と関わり奈良教育大学付属小の問題、来年度使用する中学校教科書採択問題、義務教育無償化の権利推進の一つとして子どもの食を支える学校給食無償化問題、子どもと教育に直接かかわる教師の専門性とより良く生きる権利を尊重した働き方をめぐる問題等々。例えば、東日本大震災と原発事故のように、自然災害と人災を区別しそれぞれ探究する問題。世界に目を転ずれば、今年もロシアによるウクライナへの軍事侵略が続き、またイスラエルによるガザ地区への攻撃で1万人越えの子ども達の尊い命が奪われています。軍事による解決は、命・人権・生活・地球環境破壊として人類史の汚点です。3月の沖縄大会では、日米両政府に抗う主権者沖縄県民の思いと取り組みに学び励まされ、当事者として主権者としてこの国・地域の自然と社会をつくることの自覚が促されたと思います。
以上のような諸問題に対し「世界中のすべての人びとが傷つけ合うことなく幸せになることを願い、子どもと自然の豊かなかかわりの実現をめざ」す(会則前文)本学会は、子どもと自然の危機的状況の現代でこれからの子どもと自然の豊かなかかわりの実現を目指す探究とより良い実践・活動の創造に向け、更なる研究と交流を行っていきましょう。
会員の皆様の意見をいただき、子どもと自然学会の活動方針を確定していきましょう。
2024年6月2日
子どもと自然学会 会長 大森 享
<緊急声明>
ウクライナへの
ロシアによる
侵略戦争に抗議する
ウクライナへのロシアによる侵略戦争は、民主的独立国家ウクライナの主権を踏みにじり、人類が獲得した自由・民主主義・人権の諸価値とその前提である平和的生存権を破壊する、20世紀の戦争の世紀へ後退させる暴挙である。
私たち子どもと自然学会は、「世界中のすべての人びとが傷つけ合うことなく、幸せに暮らすことを願う」団体であり、ロシアの侵略戦争によるあらゆるいのちと暮らし・環境の破壊を決して許すものではない。この瞬間にも、子どもを含めたいのちが理不尽に奪われ続けていることに、言いようのない怒りと悲しみで、じっとしてはいられない思いである。
国家間の紛争を戦争によって解決してはならないことは、先の二つの世界大戦を経験した人類が国際連合憲章で合意した国際法である。このような国際法違反の暴挙であるウクライナへの侵略戦争を私たちは絶対に認められない。
さらに、プーチン大統領の核兵器使用への言及は、唯一の戦争被爆国であり交戦権を認めていない日本国憲法を持つ日本と、また平和的外交的解決を目指す世界の世論と、2021年1月22日に発効した核兵器禁止条約の推進という人類の英知に真っ向から対立する。
万が一にも核兵器が使用されるのなら、それは、地球環境と多大ないのちの取り返しのつかない破壊であるとともに、営々と築いてきた人類の平和への努力をも破壊する蛮行である。
私たちはプーチン大統領のウクライナに対するこのような威嚇、圧力、暴力の極限である侵略戦争を直ちに停止するよう要求する。
2022年3月8日
子どもと自然学会第7期理事会および会員有志